対象となる病気
不眠症、気分障害(うつ病、躁うつ病)パニック障害、社会不安障害(対人恐怖)、適応障害、統合失調症、強迫性障害など
不眠症
寝つきが悪い。一旦寝付いても途中で目が覚めてしまう。早朝に目覚めて、その後寝付くことができない。足がむずむずして眠れない。
うつ病
気分がしずんでいる(特に朝)。頭痛や肩こり、動悸、倦怠感などの身体症状がある。何もする気がおきない。食欲がなく、体重が減少する。いらいらする。ふとした時に涙が出てくる。自分が価値のない人間であると感じる。死んでしまいたいと思うことがある。検査で異常がないのに重い病気になっているように感じる。
躁うつ病
気分の状態がころころかわる。躁状態(気分は非常に良いのに夜は興奮ぎみで寝られない。お金を使いすぎる。いろいろ始めたくなる)とうつ状態(気力が低下し何もやる気がおきない。寝すぎる。体がだるいなど)を繰りかえす。ほとんどの期間うつ状態で稀に躁状態となるケースも多い。
パニック障害
人ごみや電車内等で息苦しさや動悸、手のしびれ等が起きる。またなったらどうしようと不安になり、乗り物に乗れなくなったりひとりで外出できなくなったりする。このような症状により、通勤や買い物等の日常生活に深刻な影響をきたす。
社会不安障害(対人恐怖)
人前でうまく話せない。顔が赤くなる。視線を合わせることができない。声が上ずったり、ふるえたりする。このために、職場や学校でのプレゼンテーションや発表の場面を避けるようになり、仕事や学校生活の特定の場面で非常に苦痛を感じる。
適応障害
職場や家庭でストレスが強く、仕事や家庭生活を続けることが困難。しかし、うつ病とは異なり、休日に趣味をしたり遊びに行くことはできる。
統合失調症
人に見られている。自分のことが知られている(自分の考えが他人に伝わっている)。周囲の人に自分の噂や悪口を言われたり、意地悪されたりしているように感じる。
強迫性障害
手洗いがやめられない。火の元や鍵の確認を何度もしてしまう。数字にこだわり、行動がそれに左右される。ばからしいと思ってもやめられない。
上記の病気は、適切な治療を受ければ症状は改善します。
しかし、病気の治療を受けても、自己判断で治療を中断し悪化させてしまうケースや、対症療法のみで根本的治療を受けていないために再発してしまうケースがよく見られます。
当院では、病気について患者さまに丁寧にご説明した上で治療を始めるようにいたします。